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ラッカセイ(落花生)

分類:マメ科ラッカセイ属。学名(Arachis hypogaea)

 Peanut ピーナッツ、南京豆ともよばれる一年生のマメ科植物。原産地は南アメリカで、おそらくブラジルの山地〜ボリビア高地であるとされる。古くから南北アメリカの先住民により栽培されてきた。高さ50〜70cmに生育する。品種によっては束状に直立するものもあり、走出枝を地面にのばすものもある。花が受精したのち、ペグとよばれる長くなった花床が花茎の根元から下をむき、子房の先端を地中にうめ、そこでさやが形成される。この性質から落花生の名がついたとされています。
品種は多く、種子が大粒の品種と小粒の品種の両方が、ひろく栽培されている。種子が大粒の変種は、焼いたり砂糖につけて菓子に、小型の変種はピーナッツバターや油の原料に利用される。ラッカセイを収穫したのち、茎や葉は家畜の飼料になる。昔から牛や豚の飼い葉や穀物飼料として利用されたが、現在では少なくなっているようです。
120〜140日間の成長期には、日光、温暖な気温、ほどほどの降雨量を必要とする。水はけのよい砂状の土壌が最適で、黒土の場合は殻がよごれやすい。
日本へは18世紀初期に中国からはいったが、江戸時代にはあまり普及せず、明治になってアメリカから導入されて、作物として栽培されるようになった。日本では大粒種の栽培が多く、主産地は千葉県、茨城県、宮崎県などである。
栄養価が高く、エネルギー量も多い。種子の40〜50%が油、20〜30%がタンパク質で、ビタミンB(→ ビタミン)がひじょうに豊富である。ラッカセイからとれる油は高品質のサラダ油、調理油(→ 食用油)として普及しており、マーガリンにも使用される。
1993年で世界の生産量は多い順に、中国、インド、アメリカである。アメリカではおもに食物として栽培されるが、ほかの国では食用油用に栽培される場合が多い。アメリカでは151万tが生産され、その半分近くがジョージア州で栽培されている。

ラッカセイの莢(さや)
マメ科の一年草。食用になる豆(種子)は、地中にある莢の中で形成される。豆は1つの莢に1〜5粒はいるが、2粒のものが多い。豆は栄養価が高く、タンパク質が多くふくまれている。



ピーナッツを食べると、体にいいことがいっぱい!!
●生活習慣病(ガン・動脈硬化・糖尿病)を予防
ピーナッツは抗酸化作用を持つビタミンE、体に良い不飽和脂肪酸を豊富に含むと共に、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やすオリゴ糖や整腸作用を持つ食物繊維など、生活習慣病を予防する成分を多く含んでいます。まさに現代人の健康問題を解決する機能食品といえます。
●コレステロールを抑制
ピーナッツに含まれる脂肪はオレイン酸が多く、その組成はオリーブオイルに近いのです。オリーブオイルを家庭料理に多く使う地中海地方の人達には動脈硬化が非常に少ないそうです。ピーナッツのオレイン酸はコレステロールを下げる働きを持ち、しかも酸化されにくいという特徴があります。
●美肌効果&老化防止
ピーナッツに豊富に含まれるたんぱく質。そのたんぱく質を作るアミノ酸に豊富に含まれるアルギニン酸は血流を促進し、ビタミンEなどと共に冷え性を予防します。
美容ビタミンと呼ばれるビタミンEは、抗酸化ビタミン若返りビタミンともいわれ、老化防止にもなるといわれています。

ピーナッツにはたくさんの栄養が詰まっています。
●ピーナッツ100g中の栄養成分と他の食品と比較
ピーナッツ 同じ成分量のほかの食品
たんぱく質・・・・・26.6mg ⇒ 豆腐2丁弱
鉄・・・・・・・・・・・・1.77mg ⇒ ほうれん草50g、約2株
カルシウム・・・・・・50mg ⇒ 牛乳コップ1/4
ビタミンE・・・・・・・11.1mg ⇒ ごま200mgのカップ7杯弱